11月24日(木)、例年よりも早く降りはじめた雪の中、
日本医療科学大学 創立10周年を記念した式典が行われました。
第一部はウェスタ川越の大ホールにて、
作家・ブロードキャスターとしてもご活躍されている
脳科学者 茂木健一郎氏による、講演会が開かれました。
「脳と挑戦」をテーマに、楽しく興味深いお話の中で、
人が幸せになるためのポイント2つも教えていただききました。
・自分の長所や欠点を自分の個性として受け入れること
→今の自分が置かれている状況を客観的に見て把握し、
自分の欠点もユーモアを交えて他人に伝えられる人ほど、
逆境にも強い。
・「自分のため」だけよりも「他人のため」に何ができるか?を考える
→自分はこの世に1人。自分のためにすることで、喜びを得られるのは1人だけ。
でも他人はたくさんいる。
自分がすることによって、もっと多くの「ありがとう(喜び)」を
得ることができる。
というお話でした。
知識・経験・技術だけでなく、他人の気持ちを理解できる医療従事者を目指そう!という
エールを学生に頂きました。
第二部からは、会場を川越プリンスホテルに移し、祝賀会が催されました。
新藤宣夫 理事長、成田法人事務局長の挨拶、来賓の方々からのご祝辞の後、
盛大な鏡開きを行いました。
古くから鏡は大事な魂が宿る場所とされていたそうです。
その鏡を開くことは、「運が開ける」「新しい道を開く」という意味がこめられています。
会場にお集まりいただいた皆様とともに、「よろこび」と「新たな出発」をお祝いしました。
乾杯の後には、「パーカッション パフォーマンス プレイヤーズ」の皆様による、
打楽器のみの迫力あるステージを楽しみました。
また、10年以上本学で勤務した教職員28名の表彰も行われました。
最も長い勤続者は、城西学園、埼玉城西学園での勤務年数も含み39年。
記念品とともに、会場からは大きな拍手が送られました。
華やかな式典の幕は閉じました。
改めて10周年の重みと、今後の更なる発展への責任を感じた記念すべき一日となりました。
本式典にご協力・ご参加いただきました皆様、改めまして感謝を申し上げます。
新たなるスタートをきった日本医療科学大学を、今後ともよろしくお願い致します。※写真の転載や複製等は禁止いたします