10月19日 今年度第2回公開講座を開催しました!
今回のテーマは『賢い健康診断の受け方』
第1部では「健康診断と人間ドック~結果を正しく理解するために~」
と題して本学診療放射線学科 小川亙教授が講演しました。
健康診断や人間ドックで行われる胸部X線や心電図、尿検査など
様々な検査の意義と数値の見方について解説しました。
例えば、血圧測定では、血圧レベルと降圧治療について、
注意すべきポイントをわかりやすく説明しました。
また、
「高齢になるといくつか基準値を超えているのが当たり前、
あまり神経質にならないように」
との話があり、多くの方が安堵されている様子でした。
第2部では「乳がん検診の重要性~マンモグラフィーが選ばれる理由~」
と題して本学診療放射線学科 吉本絵夢助教が講演しました。
マンモグラフィーの画像例を使って、病気がどのように発見されるのかを
紹介し、乳がん検診の重要性について解説しました。マンモグラフィーへの
不安をやわらげるため、実際にどのように検査を行うのか、検査の様子も
写真を使って説明しました。
また、自分で簡単にできる「触診による乳がんセルフチェック」の方法を
紹介し、乳房触診モデル模型を実際に触っていただきました。
来場者からは
「健診結果の見方についてとても参考になりました」
「検診の重要性を再認識しました。乳がん検診を受けようと思います」
などのご感想を頂きました。
また来年度の開催でも、皆様のお役に立てる講座を実施できるよう
努めてまいります。
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