「自分をはみ出す」をテーマに
メージャーリーグでのドミニカ出身の選手を例に挙げ、ハングリー精神についてお話頂きました。
ドミニカ共和国では、貧しい家庭が多く、子供も働きに出ているのが現状で、
子供たちは靴磨きなどをして働き、1日の稼ぎは100円程度と言われています。
しかし、ドミニカ共和国にある野球選手養成施設に入れば、月に7~9万円の収入を得ることが可能となり、
さらに、メジャーリーグの選手になれば年俸数億円も夢ではありません。
成功への道のりが非常に険しいドミニカ共和国の子供たちですが、
メジャーリーグ選手になるという強い意志を持って貪欲に練習に励み成功を勝ち取っているそうです。
その結果、現在メージャーリーグではアメリカの選手を除き、1番多く所属しているのがドミニカ共和国の選手です。
日本は恵まれた環境にありますが現状に甘んじることなく、ドミニカ共和国の子供たちのように、
本学の学生も強い意志を持って勉学に取り組んでもらいたいとお話頂きました。
講義の中で青島先生は、“強い意志は、ハングリー精神にも勝る強さがある”ともお話しされており、
将来、医療従事者という明確な目標を持った学生にとって
心に響いた言葉だったのではないのでしょうか。
また中国の指導者、毛沢東の「若く貧しく無名であれ」という言葉についてお話され、
成功するためには、この3つの要素(若・貧・無名)が大切だと教わりました。
1年生ということでこれから多くの知識を学んでいく無名な学生達ですが、
これからの医療を担っていくために日々の勉学を貪欲に取り組み
「自分をはみ出す」学生生活を歩んでもらいたいと思います。
11月3日の大樹祭(学園祭)では、昨年度のサッカー元日本代表 城彰二さんに引き続き
本年度も有名アスリートと青島健太客員教授でトークショーを行います。
どなたでも聴くことができますので、みなさんお誘い合わせの上、ぜひお越しください。
詳細は後日、本学HPにてご連絡しますので楽しみにしててくださいね。
沢山の方々のご来校をお待ちしております。