2018年7月4日水曜日

2018年度第一回公開講座を開催しました!!

6月30日 今年度、第1回公開講座を大樹祭と同日開催しました。


 
今回の講座は『加齢性難聴について』をテーマに2部制で実施しました。
第1部では城西国際大学 福祉総合学部 佐野智子准教授をお招きし、
第2部では本学看護学科の森田 恵子学科長による講座を行いました。
  
誘導コイル付き補聴器を使用されている方向けに、
快適に音声を聴き取れる磁気ループシステムを設置した席を用意。
暑い中、大変多くの方にご参加頂きました。

第1部は
『加齢性難聴のセルフチェック』と題して
高齢期に多い難聴や、難聴の影響、予防、自宅でのチェック方法について

佐野先生よりお話をして頂きました。
難聴に早く気づくことが大切であり、自分の指を使った聴力チェックを行いました。

難聴の予防には
・バンランスのよい食事
・適度な運動
・血流をよくする
・耳掃除をやり過ぎない など

健康的な生活を送ることが大切とのことでした。





第2部は
『加齢性難聴に応じたコミュニケーション方法』をテーマに
加齢性難聴への対処法について考えました。

補聴器の仕組みや、種類、補聴器の上手な使い方について森田先生よりお話をしました。

難聴者ができるコミュニケーションの工夫は
・騒音や反響のない部屋を選ぶ
・1対1になる
・相手の顔が見える席を選ぶ
・明かりを意識する
・会議などでは司会者の席に近い場所を選ぶ など

コミュニケーションの取り方を日頃から意識し、行動することで、難聴によるストレスが
軽減されるとのことでした。



来場者からは、
「大変役に立つ内容を学べてよかった」「あっという間の時間だった」などの声を、たくさん頂きました。


次回の公開講座は10月に行います。
どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお越しください。
皆様のご参加お待ちしております。
 
 
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