体の不自由な人役の学生が車いすに乗り、介助役の学生と共に5チームに分かれ、校舎内のトイレやエレベーター、美術館、カフェ、ローズガーデンなどのバリアフリーの現状を実際に体験しました。
自分の家族が車いすを利用していたとしたら、どのように感じるだろうか?
自分が車いすを利用している家族の介助者だったら、どう思うだろうか?
良かった所や苦労した所など実際に体験してわかったことを城西大学の白幡学長、草野短大学長、施設設備担当者、教員、学生等の前で発表し、活発な意見交換が行われました。
城西大学白幡学長からのお話 |
質疑の様子① |
質疑の様子② |
物理的なバリアだけではなく、周りの人の視線や態度も体感し、心のバリアフリー化についても考える良い機会となりました。
今回の調査・発表は地域作業療法学演習として行われたもので、これまでも市役所、公民館、高校、ショッピングセンター、公園などの公的な施設のバリアフリー対応状況について調べ、発表してきました。
施設の選定・交渉も学生が担うことで、様々な立場や意見に対する理解を深めたり、コミュニケーション能力を高めたりすることができ、作業療法士として活躍する上で必要な能力を幅広く身につける演習になっています。
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